読書のチカラ

読書で人生を変えていきましょう

「ザ・ビジョン 進むべき道は見えているか」ケン・ブランチャード 著

(ポイント)企業活動や人生を進める上で「全速前進!」を実現するために必要なビジョン。そのビジョンというのはどういったことを盛り込む必要があるのかを、物語形式で示してくれている本です。

(ターゲット)より良い人生を歩みたい人、会社をより良くしたい人

ビジョンとは、

 「自分が何者で、何を目指し、何を基準にして進んでいくかを示すもの」

 ①目的:会社(自分)の存在意義を説明するもの

 ②価値観:その目的を達成するためにどんな行動を取ればよいかの指針

 ③未来のイメージ:どういっていたかを具体的に示す

こうやって分解してみると、考えやすくなりますね。

 

「7つの会議」池井戸潤 著

(ポイント)コストの締め付けから、ネジの強度不足を隠ぺいし、明るみになるまでの人間模様、隠ぺいまでの人間の心情を描いたビジネス小説。こうやって隠ぺいが雪だるま式に起こるのかというハラハラするストーリー。

(ターゲット)会社員、働くことで大切なことを知りたい人

 

「密着取材・地球帰還までの2195日 ドキュメント「はやぶさ2」の大冒険」

2020年12月に無事小惑星「りゅうぐう」のサンプルを帰還させたはやぶさ2。

困難な状況でも、何度もシミュレーション、実験を繰り返し、決して無謀な冒険ではなく、科学的根拠でGOを掛ける姿。

磨き合って成長するチーム力。最後のGONOGOを決断するロジックなど。

やっぱり宇宙ものは感動しますね。

本書は、あまり知られていない「はやぶさ1号機」のトラブルについても記載されています。「ロスト」状態という宇宙での迷子状態で、100%復帰できない状態からの軌跡的な受信(これも、シミュレーションで1年のうち6割で受信できる可能性を見出した)からの帰還劇。感動です。

最後のところで、本プロジェクトの成功要因3つが記載されています。

①批判勢力を取り入れろ

②組織内外の壁を取り払え

③徹底した準備

これは、我々にも十分適用できる内容であろう。

是非、興味が湧いた方は読んでみてください。

「半沢直樹 アルルカンと道化師」池井戸潤 著

(ポイント)大人気、半沢直樹シリーズ。企業買収という銀行と会社の攻防戦が繰り広げられる一方で、ある一枚の絵画の謎解きがまるで名探偵コナンのようなワクワク感もそなえたストーリー。300ページを一気に読み終えてしまうほど没入してしまいます。

(ターゲット)半沢直樹のファン、池井戸潤の作品を読みたい人

 

ある一枚の絵画に込められた友情の物語の裏のミステリーを解いていくワクワク感と、銀行の不正・隠ぺいに対して真正面から戦う姿へのドキドキ感を同時に味わえます。

「ゲッターズ飯田の五星三心占い2021」

(ポイント)2020のコロナ激動で世界の価値が変わると事前に占うなど、よくあたるゲッターズ飯田の占い2021です。この本があれば、自分もそうですが、家族や友人の2021の運勢ポイントが分かります。

(ターゲット)2021の運勢知りたい人、ゲッターズ飯田のファン

 

 昨年、自分の友人が離婚したことを、彼の生年月日から2020年の占い内容を確認するとなんと!離婚の文字!これは当たるんだと実感で、おもわず購入した本です。

 自分の気を付けるべきポイントが分かり、前向きな気持ちになります。

「アマゾン銀行が誕生する日」田中道昭 著

(ポイント)徹底的に顧客の利便性や今までにない体験(コスト含む)を提供するアマゾンが銀行事業に展開する理由やその業界インパクトを分かりやすく説明しています。デジタルデータを多く保有するアマゾンだからこそできるサービスには、舌を巻く内容となっています。早くアマゾン銀行ができないかと期待してしまいます。

(ターゲット)2025年のデジタル破壊を知りたい人、アマゾン可能性を知りたい人

 

顧客の時間を取らせない、与信を従来の年収や所属企業名から判断するのではなく、商品を買った内容や行動領域など個人の特性で判断する、利率を2%でポイント付加など。

「2025年を制覇する破壊的企業」山本康正 著

(ポイント)GAFA、テスラ、ネットフリックスなどの市場を置き換えてきている企業の目指す姿を分かりやすく解説。とにかく、顧客への新たな体験(圧倒的なコストも含む)を常に試行錯誤の中で、実行している様子が理解できます。

(ターゲット)大企業の方、起業したい方、未来を予測したい方

 

たとえばAmazonは、将来、保険事業へ向かう可能性が高い。Amazonで購入したものからその人の与信を判断するなど。顧客からのビックデータをうまく活用することで、事業の領域をシームレスに展開する予測などを解説。

従来のものづくりのメーカではできない顧客体験をデータ活用をリアルタイムで実施することで進化する新興企業の様子が鮮明に描かれています。