読書のチカラ

読書で人生を変えていきましょう

「ビジネスとしての介護施設」志賀弘幸 著

介護現場におけるビジョン組織マネージメントの視点をわかりやすく記載。介護ではあるがメーカーとしての組織のあり方が大切であること。

人の成長ビジョンリーダーシップ改善PDCAといった基本的な会社でのことが当てはまる。特に非営利団体である介護職場においてはそこで働く人の理念モチベーションというものが大切になる。そのためのリーダー管理職の考え方対話が重要

 

ドラッカーのマネージメントの言葉を多く例題に挙げてわかりやすく解説しています

介護に関わる人だけではなくて働く人の指標となる本です。

「ジョブズ・ウェイ」ジェイ・エリオット 著

(ポイント)スティーブ・ジョブズの側近であった著者が語る。iMACiPodiPhoneなどの開発の裏話しや、ジョブズがアップルを退任、復帰した背景、ジョブズがこだわった組織風土・体制など側近ならではの視点で書かれています。ビジョナリーとしてのこだわり、とことんユーザー視点であるがゆえの葛藤など。

(ターゲット)アップル好きな人、ジョブズが好きな人

ジョブズが好きな自分にとって320ページはあっという間の時間でした。商品の連続的な改善ではなく、非連続な価値を提供するマインド、こだわり。期待を裏切らない内容でした。

 

「成功する起業家は居場所は選ぶ」馬田隆明 著

(ポイント)「環境が変われば自分が変わる」という一般的な法則から起業するにあたり本人の能力だけではなく、その周囲となる「場所」「周辺の人」「訓練」「プロセス」を強制的に変えることで成功確率を上げられるという内容。

リクルート創業者の有名な言葉「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変える」があるがこれも、機会を環境と読み替えることができるだろう。

(ターゲット)起業をする人、新しいことにチャレンジする人

大前研一の言葉にも、「自分を変えるには、時間配分を変える、住む場所を変える、付き合う人を変える」とある。

本書では、なぜそれが起業にとって有効かを事例を交えて説明している。

「50歳から人生を大逆転」心屋仁之助 著

(ポイント)他人のために生きること、嫌と感じることをやめて、自分が好きなことを好き勝手にやりましょう。人に迷惑をかけないことが本当に幸せか、人はお互いに迷惑をかけあい支えあうことで感謝の気持ちの中で生きれば楽に生きれる。今の自分(ダメなところも含めて)認めてあげて、これで大丈夫だと思う事が大切。

(ターゲット)自分のために生きようと思う人、第2の人生をどう生きるか迷っている人

心屋さんの本は、40代前半、読んだときはあまり響かなかったですが、50歳を目前とした今は、強く惹かれます。自分勝手に生きる(いい意味で)。やりたくないことは、やらない。何があっても大丈夫。そう生きていれば幸せだし、そのサイクルの中でお金に困ることからも解放される。

「コーヒーピープル」川口葉子 著

(ポイント)カフェを人生のステージとして経営する14名のケースを紹介。コーヒーとの出会い、こだわり、癒し空間など写真と経営者のコメント。読んでいるだけでなんだか喫茶店に入り込んだ感覚で癒されます。

(ターゲット)コーヒー好きな人、喫茶店を開きたい人

自分も、いずれ喫茶店を開きたいと思っており、不定期にこの手の本を読んでます。移動販売車か、レトロな喫茶店。どっちが良いか、こういった本を読んでイメージを膨らませている時間が楽しいです。

 

「人生をはみ出す技術」枡野恵也 著

(ポイント)人生をはみ出すということは、特別な職業につくとか起業するということではなく、主体的に生きるという事。今の会社で単なる歯車としての働きではなく、自分らしさを発揮していくコツを紹介しています。今の仕事をやりきる、決断をしてみる、仕事以外でNPOやボランティアで違う視点を取り入れてみるなど。

(ターゲット)自分を変えたい人、会社での自分の立ち位置に迷いがある人

自分だけしかできない仕事というのは単なる幻想。ご縁を大切にして、自分の中で熱意をもって取り組める行動の選択をしようと。著者は、マッキンゼーから「パンツメーカの社長」へ転身したという経歴。ご自身の過去の選択、上司からの指摘を赤裸々に語り、主体的に生きることの大切さを熱く語っています。